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メモリ不足でパソコン価格が急騰?今起きていることと、知っておくべき理由

パソコン価格の急騰が本当にヤバめな感じになってきましたね。

実はこれ、世界的なメモリ不足が大きく関係しています。

動画編集を始めたい人、これからパソコンを買おうとしている人ほど、知っておいて損はない話です。


一番の原因はAI需要の爆発的な増加です。

これまでメモリ(RAM)は、パソコン・スマホ・ゲーム機向けが中心でした。

ところが今は、

  • 生成AI
  • AIサーバー
  • データセンター

といった分野で、桁違いのメモリ消費が起きています。

AIは処理能力だけでなく、常に大量のメモリを使うため、結果としてDRAMそのものが足りなくなっているのが現状です。


パソコンの価格は、

本体性能 + パーツ価格(CPU・メモリなど)+ 流通コスト

で決まります。

この中で、今いちばん影響を受けているのがメモリ価格

メーカー側は、

  • メモリ容量を減らして価格を抑える
  • もしくは価格を上げる

という選択を迫られています。

その結果、

  • メモリ8GBモデルがやたら増えた
  • 16GB以上にすると急に高くなる

という状況が起きています。


動画編集、とくにPremiere Proは、

  • 映像素材の読み込み
  • エフェクト処理
  • AI機能(字幕・ノイズ除去など)

これらすべてでメモリを大量に消費します。

今は動いていても、1〜2年後のアップデートで急に重くなる。

これは教室でもよく見るケースです。

メモリ不足の時代に、最低限構成で買うのは正直リスクが高いというのが実感です。


結論はシンプルです。

  • メモリ16GBは最低ライン
  • 動画編集を考えるなら32GBも十分現実的
  • 「あとから増設できるか?」は必ず確認

最初は高く感じても、あとで買い替えるよりトータルでは安く済むことがほとんどです。


正直に言うと、短期では解消しない可能性が高いです。

理由はシンプルで、メモリ需要の中心が「一時的なブーム」ではなく「構造的に増え続ける分野」に移っているから。

生成AIやデータセンター向けの投資は今後も拡大予定で、メモリメーカーもAI向け高付加価値製品を優先して生産しています。

そのため、一般向けPCに回るメモリ供給は当面タイトなまま推移する見込みです。

価格が落ち着くとしても、以前の水準に戻るというより「高止まり」が現実的なラインと見ておくのが無難でしょう。


どう旅では、「今いくらで買えるか」よりも、

何年、ストレスなく使えるか

を重視してパソコン相談をしています。

価格が上がる時代だからこそ、削りすぎない・先を見た選択が結果的にコスパを良くします。


  • メモリ不足の原因はAI需要の急増
  • パソコン価格は今後も上がる可能性あり
  • 動画編集用途ではメモリをケチらない
  • 「安く買う」より「長く使う」視点が重要

パソコン選びって、正直わかりにくいですよね。

僕自身も、毎回「これでいいんかな?」って悩います。

動画編集に使うなら、どこを優先したらいいかだけ分かっていれば大丈夫。

もし考えがまとまらなければ、教室で雑談がてら話してもらえたら、それで十分です。


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プロフィール

中川晃平

関西を中心に約12年ほど動画クリエイターとして活動しています。

現在は大阪で動画編集スクール『どう旅』を運営しており、実践で使える動画編集テクニックを教えたり、制作した映像の添削なども行なっています。

お問い合わせはコチラまで

info@dotabis.com

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