結局、GeminiとChatGPTどっちがいいの?使ってわかった“性格の違い”
最近、生徒さんからも「先生、GeminiとChatGPTってどう違うんですか?」と聞かれることが増えました。(どっちもオススメしてるので。)
どちらもAIチャットですが、実際に毎日使っていると性格がまったく違うんです。
今日は講師として・クリエイターとして感じたリアルな違いを書いてみます。
Gemini:Googleらしい「検索型のAI」
Gemini(旧Bard)は、Googleが開発しているAI。
一番の強みは、検索とのつながりが強いことです。
つまり、「いまネットにある最新情報」を引っ張ってきてくれるタイプ。
たとえば「Premiere Proの最新アップデート内容」や「新しいMacの発売日」など、“今日の情報”を確認するにはすごく便利。
ただし、文章のトーンは少し淡々としていて、人間味や「こういう言い回しにしよう」みたいな表現づくりはあまり得意ではありません。
あくまで“正確さ重視・情報の司書”という印象です。
後はNANO bananaが使えたり、Veo3.1、notebookLMを最大限発揮できたりと、GoogleのAI圏を網羅的に使える点も魅力的ですね。
ChatGPT:会話型の「文章職人」
一方、ChatGPTは会話の温度感が強い。
言葉のニュアンスや、伝わり方のバランスを取るのがうまいAIです。
たとえば、ブログ記事を書いたり、「どう旅」のように人柄を伝える文章を作るときは、ChatGPTの方が“人の声に近い”トーンを出せる。
特にプロンプト(指示文)を丁寧に書くと、会話相手のように文章を整えてくれるのが魅力です。
ざっくり言うと…
| 観点 | Gemini | ChatGPT |
|---|---|---|
| 情報の新しさ | ◎(最新のネット情報に強い) | ◯(モデル更新ペースで差あり) |
| 文章の自然さ | △(機械的) | ◎(人っぽい) |
| 論理性・客観性 | ◎ | ◯ |
| 創造性・アイデア | ◯ | ◎ |
| 使いやすさ | Google系アプリと連携しやすい | 単独での使い勝手が良い |
編集者としての使い分け
僕自身、記事や教材を作るときは
両方を役割で使い分けています。
- Geminiで調べる:「Premiere Pro 最新版 変更点」「新MacBook 発売日」など情報収集
- ChatGPTでまとめる:ブログや説明文、授業用資料の文章化
要するに、Geminiは“調査員”、ChatGPTは“編集者”みたいな関係。
どっちか一方で完結させるより、掛け合わせた方がずっと便利なんです。
どう旅の教室でも伝えたいこと
AIは「使う人の意図」で結果が変わります。
どんなに高性能でも、投げかけが曖昧だと答えもぼんやり。
ChatGPTもGeminiも、質問の仕方・目的の伝え方で“性格が変わる”のを体感してほしい。
授業でも、「AIを使って情報整理」「ナレーション文づくり」など、編集スキルに直結する活用法を紹介しています。
動画編集とAIの組み合わせは今や必須スキルとなっており、どう旅ではAIについてのレクチャーも料金ないで行っています!

まとめ:どっちが“上”ではなく、どっちが“合うか”
AIは競争じゃなくて相性。
Geminiは検索で力を発揮し、ChatGPTは表現で生きる。
もしあなたが「文章を整えたい」「作品の世界観を言葉にしたい」ならChatGPT。
「情報を調べたい」「正確に確認したい」ならGemini。
大事なのは、AIを“答えを出す相手”じゃなく、“考えを整理してくれる相棒”として使うこと。
どちらも、うまく付き合えば、あなたの創作や学びのスピードを何倍にもしてくれる存在です。
そしてその使いこなし方こそ、これからのクリエイターに必要な「新しい編集力」なんだと思います。


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