
衝撃の進化!ChatGPTの“エージェントモード”でAIがタスク実行のパートナーに!
OpenAIが2025年7月にリリースした「ChatGPTエージェントモード」は、これまでのチャットAIから一歩進んだ自律的にタスク実行するAIエージェントです。
Pro/Plus/Teamユーザーが利用可能でEnterprise/Education版にも順次提供予定です。
対話や命令文に従うだけで、調査、資料作成、メールやフォーム操作、スケジュール管理などをChatGPT自身が実行します。
ブラウザでできることはほぼ全てできるように!
操作中は画面に進行状況がナレーション表示され、必要に応じて中断・操作引継ぎが可能で安全性と透明性が確保されています。
統合された3つのコア機能
- Operator — ウェブブラウザ上でフォーム入力や予約、操作を代行
- Deep Research — 膨大な情報を自律調査し、引用付きのレポート生成(所要時間:5〜30分)
- ChatGPTの対話能力 — 自然な会話、コンテキスト理解、柔軟な指示調整を実現
活用シーンと実用例
- 会議資料・スライド作成、競合リサーチ、経費報告などの業務自動化
- 旅行プラン作成、買い物注文、カレンダー管理など日常の雑務処理
- インボックス要約、SNS投稿予定の下書き作成など、繰り返し作業の効率化
例えば「今週のクライアント会議の要点まとめ」「週末の献立買い出し」「競合企業3社の分析スライド作成」なども、エージェントが代わりに行うことができます。
安全性とリスク管理
- 送金やメール送信など重要な操作にはユーザーの確認が必須
- 高リスク操作や金融タスクは一時的に制限/拒否される設計
- プロンプトインジェクションやデータアクセスなどの脅威に対して多層的なセーフガードを導入済み
利用できるプラン・端末
- 利用可能:ChatGPT Pro、Plus、Team(現在展開中)、Enterpriseと教育機関向けも間もなく対応予定
- 対応端末:ウェブ、iOS/Androidアプリ、macOS/Windowsデスクトップアプリ(macOSではツールバーから直接起動可能)
要点まとめ(メリットと注意点)
メリット | 注意点・制限 |
---|---|
複数ステップのタスクを自律的に処理可能 | 誤操作・誤認識の可能性があり、常に確認が必要 |
Research+Action機能で調査と実行を一気に対応 | 金融や法律に関する高リスクタスクは制限されている |
業務効率化と時間削減が期待できる | 現時点ではまだβ段階、バグや不安定な場面も報告あり |
この新機能は、AIを「相談するだけ」でなく「任せられる」存在へと進化させる大きな一歩です。
特に忙しい業務やルーチンタスクを抱えるビジネスパーソンにとっては、時間価値を大きく向上させる可能性があります。
今後の展望
OpenAIはAgent API や独自ツール登録ができる Marketplace の構築も計画中で、さらなる機能拡張が予想されます。
また、「GPT‑5」の開発進捗も活発化しており、将来的にはより自然で高度なAIエージェントへと進化することは確実な流れです。
どう旅ではこのようなAIツールについてもレクチャーをしています!
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