圧巻の自己啓発本『億までの人 億からの人』要約&実践レビュー
最近、Prime Readingで『億までの人 億からの人 ─ ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド』を読みました。
タイトルを見たときは「また自己啓発系かな?」と思ったんですが、読んでみたらぜんぜん違いました。
ちゃんと実践まで落とし込まれていて、しかも内容がめちゃくちゃ整理されてる。
「もっと早く出会ってたら…」と思うくらい、地に足のついた一冊でした。
ただの“モチベ本”じゃない考え方の設計図
この本が他の自己啓発書と違うのは、「気持ちを上げよう!」とか「夢を描こう!」みたいな話で終わらないところ。
著者の田中渓さんはゴールドマン・サックスで17年間投資の最前線にいた方で、言葉に“現場のリアル”があるんです。
たとえば「億まで」と「億から」では、考え方も戦い方もまったく違う。
その違いを“設計図”として整理してくれていて、読んでて腑に落ちるんですよね。
短期の勝ち負けじゃなくて、どうやって崩れない仕組みをつくるか——。
この視点はビジネスでも人生でもすごく通じると思いました。
お金より大切な「崩れない自分」のつくり方
印象に残ったのが、「稼ぐ前に、崩れない基盤をつくれ」という考え方。
時間の使い方、健康の維持、人間関係の整え方……どれも地味なんですが、ここがブレると結局うまくいかない。
どれだけ稼いでも、生活がガタガタだと積み上がらない。
そういう“守りの思考”がすごく実践的に書かれていて、読んでいて納得の連続でした。
読みながら、動画編集にも重ねてた
本を読みながら思ったのは、これって動画編集の学び方にも似てるということ。
いきなり派手なテクニックを覚えるより、まずは“崩れない基礎”を作る。
それが積み重なって結果的に「伝わる映像」になっていく。
この本に書かれてる“兆人のマインド”って、まさにその発想なのかなと勝手に感じていました笑
有名なビジネス理論を“ちゃんと整理してくれてる”
他のビジネス書でバラバラに語られていた理論が、全部整理されてること。
複利・非対称リスク・時間管理・関係資本……どれも聞いたことはあるけど、この本ではそれを「ひとつの考え方」としてつなげてくれてる。
まるで頭の中を整理してもらったような感覚になります。
Prime Readingで無料で読める(2025年10月現在)
ちなみに、Amazonプライム会員の方なら、Prime Readingで無料で読めます。
「ちょっと気になるけどお金出してまでは…」という方も、ぜひ試してみてください。
実際に読んでみると、タイトルの派手さに反して、内容はとても落ち着いています。
読めば「明日からの1日の過ごし方」が少し変わると思います。
まとめ:地に足のついた“前向きさ”
『億までの人 億からの人』は、いわゆる「頑張れ系」ではなく、
現実を見据えた上で、前向きに生きるための設計書のような本でした。
「お金」「健康」「時間」「信頼」——どれも目には見えないけど、
これをどう積み上げていくかが、人生を豊かにするんだなと改めて感じました。
自己啓発が苦手な人にも、自信を持ってすすめられる一冊です。
読後、静かにやる気が湧いてくる。そんな不思議な本でした。
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