M5搭載14インチMacBook Pro登場!動画編集者は買うべき!?実用ポイントを紹介!
Appleが2025年10月に発表したM5チップ搭載のMacBook Pro(14インチ)。
デザインは大きく変わっていませんが内部性能は確実に進化しています。
特に動画編集やAI処理を日常的に行う人にとって、作業効率を引き上げるアップデートとなっています。
この記事ではM5 MacBook Proの注目ポイントを編集者の視点からわかりやすく解説します。
M5チップの特徴:AIとグラフィックスの進化
今回のM5ではAI処理(Neural Engine)とGPU性能が大幅に向上しました。
これにより、Premiere ProやAfter Effectsなどの編集ソフトで次のような改善が期待できます。
- 自動ノイズ除去や背景切り抜きなどのAI支援処理が最大3.5倍高速化
- カラー補正やエフェクト適用時のプレビュー安定性の向上
- 書き出し時のエンコード処理速度アップ
特にGPUコアごとに「Neural Accelerator」が搭載されている点は、
AI処理と映像処理を同時にこなす際の安定性を高める要因になっています。
バッテリーと発熱対策:現場作業に強いマシンへ
14インチモデルで最長24時間のバッテリー駆動を実現。
M1世代から続く省電力設計がさらに洗練され、
出張先やイベント現場での作業でも、電源を気にせず編集が行えるようになりました。
加えて、発熱のコントロールも改善されており、
4Kや長尺の書き出し中でもファンの動作音が抑えられやすくなっています。
このあたりは、地味ですが毎日の編集で確実に“ストレスが減る”ポイントです。
価格と発売日
日本での価格は税込248,800円〜(14インチモデル)。
発売日は2025年10月22日から。
上位構成(1TBストレージや32GBメモリ搭載モデル)は30万円台後半まで拡張可能です。
価格だけ見ると前モデル(M4搭載)よりやや上がっていますが、
AI処理能力の向上と作業効率を考えると、動画編集をメインに使う人には“実質的なコスパ向上”といえます。
実際の編集で感じる違い
どう旅の授業で使っているPremiere Proでも、M5のGPU強化によるプレビューの安定化が体感できそうです。
特に4K映像やカラーグレーディングを多用するプロジェクトでは再生が止まらない=編集リズムが崩れないという地味ながら大きな利点になります。
また、AIノイズ除去や自動字幕生成など、近年増えてきた“AI補助ツール”がよりスムーズに動くのも嬉しい点です。
これにより初心者でもプロ並みのクオリティを短時間で仕上げやすくなります。
「どう旅」講師としての視点
東大阪・布施にある「どう旅」では、生徒さんの多くがM1・M2世代のMacで動画編集を行っています。
このM5はそうした世代からの買い替えで「一番ちょうどいいタイミング」と言えます。
- M1/M2ユーザー → 書き出し・AI処理ともに大幅改善で“買い替え候補”
- M3/M4ユーザー → すぐ買わなくてもOK。今の環境を使い切ってからでも十分。
講師はMacBookProのM3を使用していますが、買い替えの予定は今のところないです!
まとめ:地味な進化ほど仕事では効く
M5 MacBook Proは派手なデザイン変更こそないものの、AI・GPU性能の底上げによって“編集作業の心地よさ”が着実に上がるモデルです。
- 書き出しやAI処理の待ち時間を減らしたい人
- 外でも安定して編集したい人
- M1・M2世代を使っている人
そんな方には、自信をもっておすすめできる1台です。
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