【2024年版】動画編集に適したパソコンスペックは?
動画編集をこれから始めたい方へ!
この記事は動画編集に適したパソコンスペックを”最低要件“”推奨要件“で説明しいます。
初心者にとってはわかりにくいパソコンのスペックですが、
下記のスペック表を照らしながらパソコンを選べば最適なパソコンにたどり着きます。
スペック検索は「価格.com」などで検索できます!
ぜひご覧ください。
動画編集で必要なパソコンのパーツの説明
まずはじめに動画編集をするにあたって考えるべき各名称とその働きについて説明します。
▽プロセッサー(CPU)
CPUはコンピュータの頭脳です。
計算や判断、全般的な処理を担当します。
例えば、足し算や引き算、ソフトウェアの指示に従ってコンピュータを制御します。
動作例: 動画の一部分を他の部分と結合する際、各フレームの画像や音声を正確に計算して、スムーズな遷移を実現します。
▽グラフィックボード(GPU)
GPUは画像や動画の処理が得意な部分です。
特に3Dグラフィックスやビデオゲームなどのグラフィックスの表示の際に使用します。
動画編集ではGPUのスペックがとても重要になります。
動作例: 動画に特殊効果やトランジションを追加する際、GPUが高速かつリアルタイムにプレビューを描画して、編集者が効果を確認できます。
▽メモリ(RAM)
メモリは一時的なデータ置き場です。コンピュータが作業する際に使うデータを一時的に保持し、処理をスムーズに行います。
動作例: メモリが速く動作することで、複数の動画トラックや高解像度の素材を扱う際に、スムーズなプレビューや編集が可能になります。
CPUが考え、GPUが美しく描き、メモリが素早く手助けくれるイメージです!
その他
▽冷却能力
動画編集のような高負荷な作業は排熱処理が重要な役割を担います。
複雑な処理を行うと内部が熱くなり、パソコンスペックよりも低いパフォーマンスに陥ってしまいます。
熱による機能の低下率は一般的にスペック値より一段階下がると言われており、高性能な冷却装置は必要不可欠となります。
ちなみにデスクトップ型が高負荷作業に適していると言われるのはノートパソコンに比べて冷却能力が高いからです。
▽消費電力
冷却装置と同じですが、高負荷な作業を行う際に電力消費量も内部が熱くなる要因です。
ですので、省電力になるほどパソコンの動作は安定します。
Appleチップが優れていると言われているのは省電力性が高いからです。
▽ストレージ
ストレージとはデータを保存できる場所です。HDDやSSDなどがあります。
この保存データへのアクセスも作業速度に影響しますので、HDDよりも転送速度の速いSSDがストレージの選択肢として適しています。
一旦まとめ
以上から、CPU・GPU・メモリはできるだけグレードの高いものを選び、冷却能力や省電力製の高い製品を選ぶのが吉です。
ストレージは可能であればSSDを使いましょう。
それでは、動画編集のスペック要件をお伝えします。
パソコンスペック : 最低要件
最低要件はフルHDのみの映像素材を想定しています。
パソコン価格の目安〜10万円
▽プロセッサー(CPU)
最低デュアルコア以上が望ましい。
第7世代以降Intel Core i5またはAMD Ryzen 5など。
CPUの世代は非常に重要です。
2023年11月現在では第14世代が発表され、少しずつ第14世代CPU搭載のパソコンが登場しています。
※Intelは第14世代以降からCPUの名称が「Core Ultra」「Core」の2段階ブランドに切り替わっていくとのことです。
▽グラフィックボード(GPU)
NVIDIA GeForce GTX 1050またはAMD Radeon RX 560などのエントリーレベルのGPUが最低要件として考えられます。
また、2GB以上のVRAMがあると動画の再生や一部のエフェクトの処理が滑らかになります。
▽メモリ(RAM)
8GB以上が最低限。
ただし、大きなプロジェクトや高解像度の動画を編集する場合は16GB以上が望ましい。
▽ストレージ
SSDが望ましいが、最低でもHDDで十分。
容量はプロジェクトの規模に応じて選択。1TB以上は最低欲しいところ。
モニター
1080Pのモニターで十分です。
パソコンスペック : 推奨要件
4Kなどの動画編集でもしっかりパフォーマンスを発揮してくれるスペックを想定しています。
できれば推奨スペックはカバーしておきたいところです。
パソコンの価格目安15万円〜
▽プロセッサー(CPU)
クアッドコア以上で第11世代以降のIntel Core i7/i9またはAMD Ryzen 7など。
▽グラフィックボード(GPU)
NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti、RTX 3060、またはAMD Radeon RX 5700 XTなどがあります。
また、4GB以上のVRAMがあると複雑なプロジェクトや高解像度の動画を処理する際に役立ちます。
PremiereProの推奨スペックには「RTX 3060」以上と書いてあるので、
ベンチマークを比較して金額と照らし合わせながら判断した方が良いですね。
▽メモリ(RAM)
16GB以上が望ましい。大規模なプロジェクトや複数の動画トラックを使う場合は32GB以上が良い。
▽ストレージ
SSD4TBは欲しい。最近のデータは1案件で撮影データのみで1TBいくこともあるため。
m.2SSDはSSDより高速転送が可能なため、作業効率が上がります。
▽モニター
4Kモニターでカラーグレード対応のモニターが望ましい。
アニメーションや3DCGなどの必要スペックは?
アニメーションや3DCGはGPU負荷の高い作業が必要です。
この辺りからは金額をケチらずに最高スペックを買うべきです。
パソコンの価格目安30万円〜
▽プロセッサー(CPU)
高性能なマルチコアプロセッサーが必要です。例えば、Intel Core i9またはAMD Ryzen 9シリーズが良いでしょう。マルチスレッド性能が高いほど複雑な3DCGレンダリングが迅速に行えます。
世代は最新の世代が望ましく2023年11月現在では第14世代です。
▽グラフィックボード(GPU)
NVIDIA GeForce RTX 30シリーズ(例: RTX 3090, RTX 3080, RTX 3070)などがあります。
AMD Radeon RX 6000シリーズ(例: RX 6900 XT, RX 6800 XT, RX 6700 XT)
大量のビデオメモリを搭載したGPUが望ましいです。
▽メモリ(RAM)
32GB以上が最低限であり、複雑なプロジェクトや高解像度のテクスチャを使用する場合は64GB以上が望ましいです。
▽ストレージ
m.2SSD4TBは欲しい。
▽モニター
4Kモニターでカラーグレード対応のモニターが望ましい。
▽冷却装置
高負荷での使用が予想されるため、十分な冷却が必要です。
冷却性能が高いケースや冷却ファンを搭載したPCが望ましいです。
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まとめ
以上が動画編集に適したパソコンスペック表でした!
動画編集に適したパソコンは高額になるので、初期投資が厳しい方などは動画編集スクールの活用も視野に入れていただければと思います。
素敵な動画編集ワークを応援しています!
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