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【実際に使ってみた】Google Veo3登場!映像制作を革新するAI動画生成ツールとは?

2025年5月、Googleは最新の動画生成AI「Veo3」を発表しました。

静止画やテキストからリアルな動画を自動生成できるこのツールは映像クリエイターはもちろん、初心者にとっても革命的な存在になりつつあります。

本記事ではVeo3の特徴や使い方、料金体系、注目される理由をわかりやすく紹介します。

詳しくはGoogle公式ブログに記載しております!

はにゃ
はにゃ

凄まじい動画生成AIが出ましたね。


Google Veo3はテキストや画像のプロンプトをもとに、高解像度かつ音声付きの動画を生成できるAIモデルです。

2025年5月に行われたGoogle I/Oで発表され日本を含む71の国と地域で提供が開始されました。

Veo3で作成された動画 : https://youtu.be/Yqg0oUaofH0
https://youtu.be/BTx-MnBCDvw
https://youtu.be/OW9q6SWTXt8
はにゃ
はにゃ

映像も音楽も効果音も全部AI


  • 音声付き動画生成:登場人物のセリフ、環境音、効果音、BGMなどを自動で生成。映像と音声の完全な同期が可能。
  • 高精度なリップシンク:AIがセリフに合わせてキャラクターの口の動きを自動調整。
  • 物理シミュレーション対応:重力や風、水の動きなど、現実的な物理挙動を再現。
  • i2v(Image to Video)変換:画像一枚から動画を生成できる機能も搭載。
はにゃ
はにゃ

課金必至のスーパー生成AIですね!


Veo3はGoogleのGeminiアプリやGoogle Flow上で利用可能。

ユーザーはテキストや画像の指示を入力するだけで、数分以内に動画が生成されます。

操作は直感的で、動画編集ソフトの知識がなくても使えます。


日本では月額2,900円の「Google AI Pro」プランに加入することでVeo3を利用できます。

制限付きながら試用も可能で、生成回数には1日あたりの上限があります。


亀とクジラの会話を生成。亀に「君は大きいね」クジラに「君は勇敢だね」って喋ってもらった。

動画生成AIといえば、最近は「KingAI」や「PoroAI」なども話題ですが、

利用規約をよく読むと「データを第三者に提供する可能性あり」「生成物の著作権が共有される」など、少し引っかかる内容も目立ちます。(正直、みんなよく平気で使ってるな…と)

そんな中でGoogleが公式にリリースした動画生成AI「Veo」は、

安心感という点でまず大きなアドバンテージがあります。


  • 利用はChrome限定(SafariやFirefoxでは非対応)
  • 英語プロンプトのみ対応(日本語不可。工夫するならローマ字入力)
  • クレジット制で、生成ごとに消費
    • Veo3(高精度版) → 100クレジット
    • Veo2 First(軽量テスト用) → 10クレジット

Veo3つのモードについて

モード名用途・特徴クレジット消費音声対応精度
Veo2 First基本はこちらを使用10❌ 無音のみ★★★☆☆
Veo2 qualityより高精度な生成。100❌ 無音のみ★★★★☆
Veo3高精度・音声付きの本番用100✅ 音声・セリフ可(英語のみ)★★★★★
  1. GeminiやChatGPTで英語プロンプトを作成
  2. Veo2 Firstで試作 → 無音や短尺で調整
  3. 音声付きや本番用は Veo3で生成
  4. セリフを含めたいときは、英語 or ローマ字で対応
  • Flow(拡張生成機能)はなぜかVeo2でしか動かず、Veo3では非対応(現時点の仕様?)
  • Veo3で生成した動画が音付きで保存できなかったことがあった(バグ?)
  • SNSやYouTubeで映像発信をしているクリエイター
  • 広告・PR動画のプロトタイピングを効率化したいマーケター
  • ナレーション付き教材を作りたい教育関係者
  • ストーリーボードやアニメーションの初期制作に使いたい映像制作者

リアルな映像が生成できる一方で、偽動画や著作権侵害のリスクも懸念されています。

Googleは倫理基準の整備とフィルタリングを強化していますが、ユーザー側の責任ある利用が求められます。


Veo 3はAIによる動画制作の未来を一気に現実のものにした革新的ツールです。

映像制作のハードルを大幅に下げ、誰もが創造力を形にできる時代が本格的に到来しました。

気になる方はまずは「Google AI Pro」プランで試してみるのがおすすめです!

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プロフィール

中川晃平

関西を中心に約12年ほど動画クリエイターとして活動しています。

現在は大阪で動画編集スクール『どう旅』を運営しており、実践で使える動画編集テクニックを教えたり、制作した映像の添削なども行なっています。

お問い合わせはコチラまで

info@dotabis.com

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