Premiereを使う動画クリエイターはAIをどう使う?どう旅講師のワークフロー実例
こんにちは。東大阪・布施の動画編集スクール「どう旅」を運営している中川です。
動画編集の現場でも、AIの話を聞かない日はかなり少なくなりました。Premiere Proにも文字起こし、キャプション、音声まわりの補助、生成拡張など、AIを使った機能が少しずつ増えています。
ただ、実際に使ってみると「AIが動画編集を全部やってくれる」というより、動画クリエイターの仕事の周辺業務をかなり軽くしてくれる道具という感覚の方が近いです。
この記事では、どう旅講師が実際に使っているAIのワークフローと、Premiereの編集作業そのものにAIを使ってみた正直な感想をまとめます。
結論:AIは「編集前後の仕事」にかなり使える
先に結論から言うと、現時点でAIが特に役立つのは、Premiereのタイムライン上で細かく編集する部分よりも、その前後にある仕事です。
- 営業メールの下書きや送信文面の作成
- 見積書に入れる条件や作業範囲の整理
- 問い合わせ返信や提案メールの作成
- 集客動線の見直し、改善案の洗い出し
- 記事やSNS投稿の構成づくり
- 動画のタイトル案、説明文、サムネイル案の壁打ち
動画編集者というと「編集スキル」だけに目が行きがちですが、フリーランスや副業で続けるなら、営業、見積、連絡、改善、発信まで含めて仕事です。AIは、このあたりの負担をかなり減らしてくれます。
どう旅講師が実際に使っているAIワークフロー
1. 営業メールの自動送信・文面作成
営業メールは、毎回ゼロから書くとかなり時間がかかります。そこでAIには、相手に合わせた文面のたたき台を作らせています。
もちろん、そのまま送ることはありません。実際の実績、相手の事業内容、こちらが提案できることを確認して、最後は人間の言葉に直します。AIは「最初の白紙をなくす」ために使うイメージです。
2. 集客動線の見直しとPDCA
どう旅では、記事、トップページ、料金ページ、問い合わせページまでの流れを何度も見直しています。AIには「この導線で読者が迷う場所はどこか」「CTAまで自然に進めるか」「記事の検索意図と着地点がズレていないか」を確認する相手になってもらっています。
特に便利なのは、改善案を複数出してもらえることです。自分だけで見ていると慣れてしまう部分も、AIに読ませると「ここは説明が足りない」「このCTAは少し急」といった視点が出てきます。
3. 見積書の作成
見積書もAIと相性が良いです。作業範囲、修正回数、納期、素材の受け渡し、BGMやフォントの扱いなど、抜けやすい条件を整理するのに役立ちます。
ただし、金額や契約条件は必ず自分で確認します。AIは文章を整えるのは得意ですが、責任を取ってくれるわけではありません。動画の仕事では、ここを曖昧にすると後から大変になります。
4. メール返信・提案文の作成
問い合わせへの返信、日程調整、提案内容の整理にもAIを使っています。特に、少し言いにくい内容をやわらかく伝えるときに便利です。
たとえば「この作業は追加料金になります」「この納期だと品質が落ちる可能性があります」といった内容も、角が立たない文章に整えてくれます。ここは実務でかなり助かっています。
Premiereの編集作業にAIは使えるのか?実際に試した感想
では、肝心の動画編集そのものはどうか。
正直に言うと、現状では「全部AIに任せる」のはまだ怖いです。書き出し、カット、テロップ作成など、ある程度やってくれる場面はあります。ただ、Premiereに元々ある機能で十分対応できることも多く、最終判断はまだ人間が必要です。
Adobe公式でも、Premiere Proには生成拡張、文字起こし、キャプション、音声や検索まわりのAI機能が紹介されています。便利な方向に進んでいるのは間違いありません。参考:Adobe Premiere Proの機能紹介
ただ、講師の周りでは「AIに任せたら、並べていた素材を要所要所で削除された」という話も聞きました。笑い話のようですが、仕事のデータで起きるとかなり危ないです。
だからこそ、AIを使うなら元データを残す、複製したプロジェクトで試す、書き出し前にタイムラインを必ず確認する。このあたりは最低限必要だと思っています。
AIに任せていい作業・任せすぎない方がいい作業
| 作業 | AI活用の相性 | どう旅講師の感覚 |
|---|---|---|
| 営業メール・返信文 | 高い | たたき台としてかなり使える |
| 見積書の条件整理 | 高い | 抜け漏れ確認に便利 |
| 集客導線の改善案 | 高い | 壁打ち相手として優秀 |
| タイトル・説明文案 | 高い | 複数案を出す用途に向いている |
| 文字起こし・キャプション | 中〜高 | 便利だが確認と修正は必要 |
| カット編集 | 中 | 素材によっては使えるが丸投げは怖い |
| テロップのデザイン | 中 | 下地にはなるが仕上げは人の目が必要 |
| 最終納品データの判断 | 低い | ここは人間が責任を持つべき |
初心者ほど、AIより先にPremiereの基礎を覚えた方がいい
AIを使うほど、実は基礎が大事になります。
なぜなら、AIが出した結果が正しいかどうかを判断するには、編集の基本を知っている必要があるからです。カットの意味、音量、テロップの読みやすさ、素材管理、書き出し設定。ここがわかっていないと、AIがやらかしていても気づけません。
AIは便利ですが、動画編集の責任者にはなってくれません。だから、どう旅ではPremiereの基本操作から、スマホで撮った動画の整理、カット、テロップ、BGM、書き出しまで、実際の画面を見ながらゆっくり学べる形にしています。
どう旅で学べること
- Premiere Proの基本操作
- スマホで撮った動画の整理と読み込み
- カット編集、テロップ、BGM、音量調整
- YouTubeやSNS向けの書き出し
- AIを使った文章作成、企画整理、業務効率化の考え方
パソコンが苦手な方でも大丈夫です。少人数で、実際の画面を見ながら進めるので、自分のペースで学べます。
料金を先に確認したい方は、料金プランもご覧ください。実際に生徒さんが作った動画は、みんなの動画アーカイブで紹介しています。
よくある質問
AIがあればPremiereを覚えなくても動画編集できますか?
現時点では、Premiereの基礎は覚えた方がいいです。AIは補助にはなりますが、素材の確認、構成、テロップの読みやすさ、納品前のチェックは人間の判断が必要です。
初心者でもAIを使った動画編集を学べますか?
はい。まずはPremiereの基本操作を押さえたうえで、文章作成、企画整理、キャプション確認など、使いやすいところからAIを取り入れるのがおすすめです。
どう旅ではAIの使い方も相談できますか?
授業の中心はPremiereを使った動画編集ですが、講師の実体験をもとに、AIを使った業務効率化や発信の相談もできます。副業や仕事に活かしたい方は、授業内で気軽に聞いてください。


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